同じ都市への旅行や出張が多い方、また、航空会社のステータスを取得するために修行を行おうと思っているあなた。同じ都市を往復するなら、現地発券をしないと損です。むしろ、現地発券を行うと驚くくらい安く航空券を購入できます。本記事では現地発券とは何かと、具体的な予約方法を紹介します。非常にシンプルです。時給100万円くらいのコスパがあります。

1.現地発券とは
現地発券は、一言でいうと、「往復チケットの出発地を日本でなくすこと」です。例えばのケースとして、今年2020年のゴールデンウィーク5/1(金)羽田空港かイタリア(フィウミチーノ空港)に行って、5/5(火)に戻ってくるとしましょう。一般的に安いと言われる乗り継ぎ便でも下記の値段です。
往復計109310円
往路(5/1) | 復路(5/5) | |
行程 | 羽田(HND) →北京(PEK) →フィウミチーノ(FCO) | FCO →PEK →HND |
航空会社 | 中国国際航空 | 〃 |
さて、これを2つの手段でお得に往復してみます。
手段1.出発地を単に変えて、往復する。
往復計73835円
往路(5/1) | 復路(5/5) | |
行程 | 仁川/インチョン(ICN) →スキポール(AMS) →フィウミチーノ(FCO) | FCO →CDG (シャルル・ド・ゴール) →ICN |
航空会社 | KLM(オランダ航空) | エール フランス |
随分違いますね。分かる人には分かるかもしれませんが、オランダ航空とエールフランスに乗ってこれはお得だと思います。差額の35475円で、LCCの早割を取れば十分に安く取れます。しかも、期間を空ければ出発地を旅行できます。
手段2.出発地と到着地を入れ替えて往復する。
(何度も同じ場所に行く人や修行僧向け)
往復計59843円
往路(5/1) | 復路(5/5) | |
行程 | フィウミチーノ(FCO) →イスタンブール(IST) →羽田(HND) | HND →IST →FCO |
航空会社 | ターキッシュ エアラインズ | 〃 |
ほぼ半額になりましたね。あとは、これを挟むように例えば
3/21(土):羽田→フィウミチーノ
5/12(火):フィウミチーノ→羽田
で往復予約を取れば、
・3/21(土)~5/1(金)
・5/5(火)~5/12(火)
でそれぞれ羽田発でイタリアと往復できます。1往復分が半額になりました。
2.まとめ
いかがでしたか。国際線の航空券を安く抑える方法として、現地発券があり、具体的に出発地を変更する方法と、出発地と到着地を入れ替える方法を紹介してきました。非常にシンプルな方法でしたよね。是非、海外旅行や修行時のお得なチケット予約に役立ててください。