
FXを始めようと思うのだけれど、FXでは為替取引で儲けることはわかる。だけれど、FXの為替で儲ける手段がいまいちよく分からない、どの通貨でやれば良いのかわからない。
そんなFX初心者の方へ向けて、為替で儲ける手段は2種類あること、取り扱うべき通貨、更にはその理由を踏まえた上で、その通貨で取引するのに便利な為替会社を詳細に解説します。すぐに読み終わります。
初心者が為替で儲ける手段は2種類
初心者が為替で儲ける手段は以下の2種類あります。
①スワップポイント
金利差の調整による利益です。取引する2国間の金利には差があるケースがほとんどなので、その差によって利益が発生します。例えば1ドル=100円でずっと変わらなかったのに、ドルでは金利が年で1%、円では0%だったとしたら、1年後には1ドルが1.01ドルになっている。というケースです。
このケースでドルを購入していた場合、1ドル→100円が1年後には1.01ドル→101円(いずれも1ドル=100円の関係は崩れていない)になっているので、結果として1ドルで1円儲けるケースです。 実際は次に示すpipsの方が値動きが激しいこと多いので、スワップでトレードする人はほとんどいないのではと思います。

②pips
為替での差益です。例えば1ドル=100円だったものが101円になったらドル/円で買いを入れていた場合、1ドルにつき101-100=1円分の利益が発生するというものです。為替はこのイメージの人が多いのではないかと思います。ちなみにpipsとは、0.001円のことです。1000pips=1円の値動きのことを意味します。

どちらも原理からシンプルですね。実際は①のスワップと②のpipsの足し合わせ(合計)が損益となります。
取り扱うべき通貨と取引額目安
結論から言います。初心者は、経済の中心の通貨である米ドルを基軸とした「ドルストレート」に限ります。
米ドル/ユーロ
米ドル/円
米ドル/ポンド
などのペア(通貨ペアといいます)ということですね。ちょっと、ユーロ/円で取引したい気持ちもあるかもしれませんが、
米ドル/ユーロ、米ドル/円
これら2つの通貨ペアの動きを合わせたものがユーロ/円なので、経済状況が米国、欧州、日本と3カ国に渡るので、思ってもいない為替の動きがあることが多くなります。なので、初心者はシンプルに「ドルストレート」で取引するとよいです。取引額の目安は1万円入金していれば1Lot(取引単位、1Lot&1pipで1円の利益がでます)がおすすめです。
ドルストレートで取引するのに便利な為替会社は?
ドルストレートで取引するのに便利な為替会社は、取引のたびに、先程の②で示したpips(1pips=0.001円)で損をしないことです。実は、取引の際には買い値と売り値の間に差(スプレッドといいます)が生じており、買った瞬間にほんの少し損をするようにできています。為替会社にとってはこれがいわゆる取引手数料になっています。なのでこのスプレッドが小さい方が良いです。
数ある為替会社の中でこのスプレッドが最も狭い水準なのがDMM.comとヒロセ通商(LION FX)の2社をおすすめします(私も開設してLION FXを中心にトレードしています)。先程のTwitterのように、スプレッドはわずか2pipsです。ひどいところはこの10倍くらいの手数料が取られていると思います。口座開設するなら、どちらでも良いと思います(取引しなければ開設自体は無料だし、5分で口座開設できるので、どちらとも開設するのもアリ)。口座の詳細は下記からご覧ください。
まとめ
いかがでしたか。初心者の皆さんにとって為替について知り、トレード方法を知り、良い為替会社を知るいい記事になっていたこと、また、この先、正しい知識で健全なトレードができることを祈ります。