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ボリンジャーバンドって何【計算式を理解すると投資に有利】

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 株やFXなどの投資を始めて、チャートを見ると、ローソク足がまず目に付きます。次は移動平均線でしょうか。

 次に「わ、なんかいっぱい引かれてカッコイイ」と思うのが、「ボリンジャーバンド」です。

 ボリンジャーバンドの概要と意味、計算式を理解すれば投資をする上でも判断が非常に有利に働きます。

 この記事では、ボリンジャーバンドをスルーしていた人に読んでもらって是非そのことを理解してもらって取引で金搾りされて欲しくないなと思います。

本記事の目次

1.ボリンジャーバンドの計算式と意味(数学が苦手でもわかる)
2.ボリンジャーバンドが投資に有利になる点と理由

1.ボリンジャーバンドの計算式と意味(数学が苦手でもわかる)

 ボリンジャーバンドは「標準偏差」を利用しています。標準偏差の計算式の結論は次のようになります。

 これに尽きます。ここでいう「期間」は「20分」などの横軸(時間)です。

 それに対して「価格」は株式だと株価、FXだと為替相場の値(1ドル=○○円)などを意味します。

 ボリンジャーバンドは、移動平均線に対してこの標準偏差を足し引きして表しています。

 標準偏差(σ:シグマ)は皆さんも聞いたことあると思います。学校でいう「偏差値」ですね。偏差値は平均を50として、それに対してテストを受けた人数と点数の分布から決まっています。人数=期間、価格=点数だと思ってもらえればよいです。

 そうすると、このテストの点数、すなわち、価格は分布があるほど、標準偏差は大きくなります。それで、この標準偏差:σを平均に対して足しているものが偏差値やボリンジャーバンドだったりするのです。

偏差値だと

偏差値70:平均点+2σ

偏差値60:平均点+1σ

偏差値50:平均点

偏差値40:平均点-1σ

偏差値30:平均点-2σ

に対応するものが、ボリンジャーバンドだと

移動平均線+2σ

移動平均線+1σ

移動平均線(ミッドラインと呼びます)

移動平均線-1σ

移動平均線-2σ

 になるわけです。数学がわからん、という人は、偏差値の感覚を持ってもらえればこの後の話は分かります。

 偏差値70の人ってあまりいないですよね。全国模試で偏差値70と言えば東大や医学部に行くような人たちのレベルです。そうそう人数は多くないですね。

2.ボリンジャーバンドが投資に有利になる点と理由

 ボリンジャーバンドが投資で有利になる点は、今述べた「偏差値70(+2σ)の人はそうそう多くないですね」というところにあります。

 「そうそう多くない」わけです。ある高校生がいたら、その高校生は「そうそう偏差値70(+2σ)以上ではない」ということになります。

 すなわち、株やFXでいうと、「移動平均線+2σに今価格があるのはそうそうありえない」という意味です。このσがどのくらいあり得ないのかというと、

±1σが68.3%

±2σが95.5%

±3σが99.7%

 です。偏差値でいうと、99.7%の人が偏差値20~80に入るということです。このσと%は、ガウス分布(正規分布)からきています。

 高校の数学Ⅲで習うような内容ですね。グラフ(分布)はこんな感じです。興味があれば詳しく見てみてください。

 さて、具体的なボリンジャーバンドの使い方を見ていきます。これはとある日のアメリカドル/日本円です。1分足でボリンジャーバンドを引きました。青線が20分の移動平均線、オレンジが-2σ~+2σです。

 これを見て分かりますか?下落相場とボックス相場の2つがありますが、下落相場ではボリンジャーバンドが大きく広がっていることが分かります。

 そして、-2σの線が概ね抵抗線となっていることが分かります。ボックスのときは+2σ、-2σともが抵抗線になりますね。

 この±2σで移動する可能性が95.5%なわけですから、ボックスのときは2σにタッチするときがエントリーどきになり得ますね。

 しかしながら、下降相場の時は-2σは使ってはいけません。もしボリンジャーバンドが大きく開くときに-2σで買いエントリーしていたら大損ですよね?

 あくまで、ボリンジャーバンドは順張りのときに使用すべきテクニカル指標になります。なので、下落相場で-1σを抵抗線として-2σとの間を行ったり来たりするという考えはできると思います。

 -1σの時が売エントリーのタイミングですね。上昇トレンドのときはこの逆で+1σの時が買エントリーのタイミングということになりますね。これで苦手なエントリータイミングも特に初心者はつかみやすくなります。

 「偏差値30や偏差値70はそうそうあり得ない」このことが分かってもらえたら取引も楽しくなってくると思います。移動平均線やチャートの形だけで考えて取引していた人は是非、取引根拠の1つとして加えて正確性を上げてみてはいかがでしょうか。

この記事の著者について

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