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日本でベーシックインカム導入は可能なのか【経済データから簡単に解説します】

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 コロナウィルスの猛威を受け、とうとうベーシックインカムがスペインで導入されることが公表されました。日本でベーシックインカムが導入されるとどう変わるのか?そもそも日本にベーシックインカムなんて入れて国の借金が膨れる一方なんじゃないの?こうしたことを省庁が発表している経済データを基に考えてみたいと思います。

1. 日本にベーシックインカムを入れると国の借金が膨れるのか?

日本にベーシックインカムを入れると借金が膨れるのか?簡単に計算してみましょう。

財務省HPより

総務省統計局によると、

2018年の人口は12644万人です。以降も12650万人
また、財務省の一般会計税収(下記)によると所得税が20兆円くらいですね。また、年金・失業保険・生活保護などにかかる費用が総額で約75兆円となっています。平均年収は約350万円と言われていますね。

 これらを国目線、及び企業目線で見てみると国及び企業の損得は下記のようになります。

 国としては税収として所得税がなくなる上に、ベーシックインカムでの保証額が国民の人数分かかりますが、年金・失業保険・生活保護にかけていた75兆円ものお金は支払わなくて良くなります(まるごとベーシックインカムの一部になりますが)。
 一方で、企業としては、人件費がまるごと浮きます。一般に、従業員一人あたりのコストとして、平均年収の3倍がかかっていると言われるので、全企業の合計としての支出は1328兆円も浮く計算になります。しかしながら、企業が失うもの、12650万人もの労働力です。これを企業が補うことができるかが、ベーシックインカム実現の分かれ目になりそうです。

2. ベーシックインカムが実現するときの世の中はどうなるのか

 無理やりベーシックインカムを入れると、この12650万人もの労働力を補うような力が働きだします。正直、企業で飼いならされている無能なおっさんもこの中にいるわけですから、黙っても高効率に働いてくれる人工知能が入ってきたら、労働力の置き換えは余裕で可能だと思います(もちろん介護や医者など人がやらないといけない職もありますが、遠隔手術など、少しずつその形態は変わると思います)。人間の代わりに労働力が入ってくるわけですから、以下のような仕事が自動/デジタルに置き換わってきます。

・運転(トヨタのWoven cityは運転の減少=自動運転に逆らうための苦肉の策なのでしょうか。個人的にはあれは新しいまちづくりの先導モデルとなるのではと思っています)

・銀行の窓口担当者(口座開設ももはやネットでやっていますよね)

・レストランやホテルの案内人(原宿の「ロボットレストラン」や、「変なホテル」が好例です)

・レジ係(ファミマでも試験的に無人のレジ導入ですね)

・電話オペレーター(一部は既に自動になっていますし、コロナの対応でANAが電話受付パンク時の対応として自動チャットを導入しましたね)

・レンタルビデオ(ダウンロード形式になっている)

 いわゆる、無人に、ネットで住むものは基本的に全てネットに置き換わっていく、というのが見えています。4Gから5G、そして6G(映画のダウンロードが0.5秒)となっていく時代に適合した労働環境になっていくこともそれを支持していますね。

 そして、それをホリエモンをはじめとする著名人も下の本で解説してくれています。この本では自動化に限らず、なくなる職業とその理由や、銀行のあり方(ブロックチェーンなど)についても詳細に解説してくれています。一冊手にとって、今後の時代がどうなるかを知っておくのも良いかもしれません。

まとめ

ベーシックインカムが導入されるとどう変わるのか?そもそも日本にベーシックインカムなんて入れて国の借金が膨れる一方なんじゃないの?というところを見てきました。資金的にはけっこう賄えそうですね。そしていよいよ自動化/AIの時代がやってくると思います。楽しみに時代の変化、ベーシックインカムを待ちましょう。

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